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2026.04.12
日本で耐震解析会社を選ぶ方法
はじめに
地下構造物や水処理施設、トンネルなどの設計において、耐震解析の外注は一般的になっています。 一方で、実務では「どの会社を選べばよいか分からない」「技術力の違いが見えにくい」「価格と品質のバランスが判断できない」 といった課題が多く見られます。
選定の基本視点(3つの軸)
耐震解析会社の選定は、以下の3軸で評価することが重要です。
技術力
解析能力・モデル構築力・基準理解を含めて評価します。
L1・L2両方への対応可否
2D / 3D FEMの実務運用力
設計基準の理解と適用力
実務対応力
成果物品質、修正対応、コミュニケーション精度が重要です。
断面力整理の分かりやすさ
条件変更時の再解析対応
設計意図の理解
コスト
単純な価格比較ではなく、内容とのバランスを見極めます。
解析手法と成果物の範囲
修正回数による変動
トータルコストの妥当性
技術力の見極めポイント
L1・L2両方に対応できるか
L1(線形解析)のみ対応か、L2(非線形・動的解析)まで一貫対応できるか
プッシュオーバー解析、時刻歴応答解析、地盤−構造連成解析への対応可否
解析ソフトを正しく運用できるか
MIDAS / Engineer Studio 等の使用経験
2Dだけでなく3D FEMの対応可否
ソフト操作だけでなく、モデル構築力があるか
設計基準への理解
道路橋示方書
各自治体の耐震設計指針
水道施設耐震ガイドライン
基準を知っているだけでなく、実務に適用できることが重要です。
実務対応力の見極めポイント
成果物の品質
解析条件が整理されているか
荷重ケースが明確か
図表が設計で使いやすいか
断面力(Mz・Sy・N)が整理されているか
修正対応力・業務理解力
設計変更への対応スピード
条件変更時の再解析能力
コミュニケーション精度
設計意図や発注者目的の理解
コストの考え方
耐震解析の費用は、モデルの複雑さ、解析手法、成果物レベル、修正回数などにより変動します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデルの複雑さ | 構造形式、部材数、地盤条件など |
| 解析手法 | L1(線形)/ L2(非線形)/ 動的解析 |
| 成果物のレベル | 報告書の詳細度、図表整備、断面力整理の範囲 |
| 修正回数 | 設計変更・条件変更の頻度 |
安すぎる場合は品質リスクや手戻り増加に注意
高すぎる場合は過剰仕様になっていないか確認
重要なのは価格ではなく、コストパフォーマンスです。
よくある失敗例
| 失敗パターン | 結果 |
|---|---|
| 価格だけで選定する | 再解析や手戻りが発生し、トータルコストが増える |
| L2非対応会社に依頼する | 解析自体が成立せず、再発注が必要になる |
| 成果物の整理が不十分 | 設計に使えないアウトプットになる |
| コミュニケーション不足 | 手戻りが増え、スケジュールが遅延する |
実務で評価される会社の特徴
解析+整理までできる
断面力の自動整理
照査しやすい形式での出力
Excel・図表の整備
L1〜L2を一貫して対応できる
線形から非線形まで一貫対応
モデル整合性が取れている
手戻りが少ない
設計との連携ができる
設計者と同じ視点で考えられる
補強案の検討まで踏み込める
設計に使える解析を提供できる
断面力整理の重要性
実務においては、解析そのものだけでなく、解析結果の整理品質が設計効率を大きく左右します。 特に、Mz・Sy・Nの抽出、照査位置との連動、図表・Excel出力の整理は、実務での使いやすさに直結します。
近年では、専用ツールによる自動整理の有無も、耐震解析会社を評価するうえで重要なポイントになっています。
実務対応が可能な会社の例
地下構造物の耐震解析においては、以下のような一体対応が可能な会社が評価されます。
解析対応
地下構造物のL1・L2耐震解析
2D / 3D FEMモデル構築
整理対応
解析結果(断面力)の自動整理
図表・Excel出力の整備
設計支援
日本基準に基づく設計支援
設計実務に沿った提案
つまり、解析+整理+設計支援まで一体対応できるかが、重要な判断基準となります。
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株式会社ランドプラスでは、地下構造物分野を中心に、耐震解析から断面力整理、設計支援まで一括対応しています。
地下構造物の耐震解析
L1〜L2の一貫対応
解析結果の自動整理(独自ツール活用)
日本基準に基づく設計支援
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